がん

乳がんについて

 

乳がんは、女性が罹患するがんの中でトップになっています。女性ホルモンや食事の欧米化などが原因であるとされています。

 

どのような方が乳がんに罹患しやすいかというと、40代・肉食が多い・肥満体・独身などが挙げられます。乳がんと特長として他のがんに比べて治癒しやすいことが挙げられますが、その一方で転移しやすいという特徴もあります。

 

この転移しやすいという性質を持つために、放射線治療や手術などで治癒したという診断を受けた数年後に再発するケースも多くみられます。そのため、乳がんは、「治癒しやすく、再発しやすいがん」といえます。

 

乳がんは、検診とともに、日頃のセルフチェックも奨励されています。月に一度のセルフチェックと、2年ごとの乳がん検診の受診が、一般的な乳がん発見法であるといわれています。

 

乳がんの手術には、大別して乳房温存手術と乳房切除手術があります。乳房切除手術の中でも、乳房全体の4分の1を切除する方法など様々です。また、乳房温存手術と乳房切除手術では、患者の生存期間に大きな差はないといわれています。

 

一般的に、乳房温存手術の後には、放射線治療を行うことが推奨されています。乳がんは再発率が高いため、手術後に薬物療法などの補助療法が行なわれることも多くあります。

 

乳がんは、「女性との距離が著しく近いがん」です。一人でも多くの女性が「自分事」として捉えるよう努める必要があります。

 

がんの種類

乳がんの原因

 

乳がんの原因としては、女性ホルモンなどのほかに、食事の欧米化が大きいといわれています。肉食の機会を多くとることで血中コレステロールが高くなりやすくなります。

 

コレステロールの値が高くなると、エストロゲンやエスターゲンなどの分泌が頻繁になります。これらの分泌が頻繁に起こることで、乳がんの発生原因が増加するといわれています。

 

日本人女性の場合、生涯において乳がんに罹患する確率は1割にも満たないものですが、罹患率は毎年増加しています。1995年の乳がん罹患数は約3万人ですが、2005年には約5万人と、増加率が著しいことがわかります。

 

また、男性でも乳がんに罹患しますが、その割合は乳がん患者全体の1パーセントにも満たないものです。女性の主な乳がん罹患年代(30~40代)と違って、男性の場合は60~70代に多いとされています。

 

「日本は乳がん後進国である」といわれています。早期発見での治癒率が高いことで知られている乳がんですが、欧米の乳がん検診受診率が約60~70パーセントであることに対して、日本では約20パーセントと極めて低い数字になっています。

 

2000年代から、乳がんの早期発見・治療の大切さを訴える「ピンクリボン」活動も盛んに行われていますが、日本における浸透度・健診受診率はまだまだ芳しいものではありません。

 

日常のセルフチェックとともに、定期的な乳がん検診を継続することが重要です。自分の身体は、自身で大切にケアしていくことが重要です。

 

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