がん

緑茶のがん予防効果

 

これまで様々な研究で、緑茶にがん予防の効果があるという結果が出ています。緑茶を1日に10杯以上飲む人は殆ど飲まない人に比べて、がん全体の罹患率が約半分であるというデータがあります。10杯を毎日飲用するのは困難ですが、常飲することで効果があるということは確かなようです。

 

緑茶の産地として有名な静岡県では、がんによる死亡率が低いといわれています。緑茶にはカテキン類やビタミンCが豊富に含まれており、それらには抗がん作用が認められています。

 

また、緑茶の茶葉をそのまま食べるという方法もあります。これはお湯では抽出することが出来ない栄養素が多くあるため、茶葉をそのまま食べることで、より高いがん予防効果を得るためのものです。

 

埼玉県立がんセンターが発表した研究によると、1日10杯以上を常飲しないと、がん罹患率に明確な差は現れないとされています。これは10杯未満では全く効果がないということではなく、緑茶の飲量が増えるごとにがんの予防効果が高まるということです。

 

何事も、「ほどほど」が大切です。「緑茶を1日10杯飲むぞ!」というような目標を掲げても、継続することは困難です。明確な目標を掲げるのではなく、飲み物を摂取する際に、意識的に緑茶を選択してみるというスタンスで十分です。

 

がんと食事

がんとお酒

 

がんの主要原因の内訳は、食事が30パーセント、喫煙が30パーセント、運動不足が5パーセント、飲酒が3パーセントといわれています。これらは生活習慣を見直すことで、改善することが出来ます。

 

喫煙とがんの関係性は言わずもがなですが、飲酒も確実に身体に悪影響を及ぼします。アルコールは肝臓に多大な負担をかけ、食道の粘膜にも大きなダメージを与えます。

 

飲酒によるアルコールの大量摂取は、食道がんや肝臓がんなどを引き起こす主要因であるといわれています。飲酒はあくまでも適量を心がけたいものです。

 

一般的に欧米人よりも、アジア人の方がお酒に弱いといわれています。アジア人の約40パーセントが、アルコールを分解する酵素に異常があるというデータもあります。

 

アルコールは体内で発がん性物質であるアセトアルデヒドに分解されます。このアセトアルデヒドは肝硬変などを引き起こす有害物質です。

 

アセトアルデヒドを上手く分解することができないと、体内に留まりつづけて、二日酔いなどの症状を引き起こします。飲酒をすると顔が赤くなるのはアセトアルデヒドが原因であるとされています。

 

このように、アジア人の約半数が飲酒に適した身体構造を有していません。アルコールを分解する酵素を一つも持っていない、いわゆる「下戸」と呼ばれる人は飲酒を控えた方がいいでしょう。

 

適量の飲酒にはストレスの解消やリラックス効果がありますが、それも度を越すとがんの発生リスクを大幅に高めてしまいます。節度をもってお酒とつき合う姿勢が大切です。

 

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