子宮がんの治療に用いられている抗がん剤について

子宮がんの治療に用いられている抗がん剤について

 

子宮がんとは、子宮に発生するがんのことを指します。子宮がんは、がんが発生する場所によって、子宮頸がんと子宮体がんに分けられます。子宮頸がんと子宮体がんは、原因も発祥のメカニズムも異なるがんです。

 

子宮頸がんが多く発生するのは、子宮頸部の入り口あたりです。がん細胞の増殖速度は遅めであり、正常細胞が浸潤がんに変化するには、5〜10年以上かかると言われています。そのため、定期的に検診を受ることによって、がんになる前の段階で発見することが可能です。

 

その一方で、子宮体がんは、「子宮内膜がん」とも呼ばれているように、子宮内膜に多く発生します。子宮内膜は生理の際にはがれてしまうので、閉経前に子宮体がんが発生することはほとんどないと言われています。年齢別にみた発生率(罹患率)は、40代後半から増加して、50代から60代にピークを迎えます。

 

子宮がん治療における化学療法は、手術後の補助療法として行われるほかに、全身に広く転移している場合や、再発した場合などにも行われます。近年では、多くの医療施設において、Ⅰ期かⅡ期の子宮頸がんであり、なおかつ腫瘍が大きい場合に、手術前に抗がん剤を用いて腫瘍を小さくする試みをしています。

 

子宮がん治療において、よく用いられている療法としては、BOMP療法(ブレオマイシン、ビンクリスチン、マイトマイシン、シスプラチン)、TP療法(パクリタキセル、シスプラチン)、PI療法(シスプラチン、イホスファミド)などがあります。

 

子宮体がんの治療においては、、AP療法(シスプラチン、ドキソルビシン)や、AP療法にシクロホスファミドを加えたCAP療法を行なうのが一般的です。その他には、代謝拮抗剤のフルオロウラシルや植物アルカロイドのエトポシドなどを使用することもあります。

 

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