がん

がんの治癒率について

 

一昔前の、「がんは不治の病である」といったような思い込みはだいぶ是正されてきましたが、がんが難病であるという事実は変わりません。治らないがんもたくさんあります。

 

現在では寛解(病気が完治に至らなくても、好転したと判断できる状態)しやすいがん、またはしづらいがんを含めた、がん全体の治癒率は約6割であるといわれています。

 

この約6割という数字をどのように捉えるかは人それぞれだと思いますが、「がんは不治の病である」というような誤った認識とはかけ離れた数字であるといえます。

 

さらに早期にがんが発見された場合、乳がんや胃がんなどの治癒率は9割以上であるといわれています。医療技術の進歩によって、救える患者は確実に増えています。

 

しかし、他の臓器にがんが転移してしまった場合など、寛解が困難なケースも少なくありません。これは何事にもあてはまることですが、「早いうちの対処」以外に有効な手立てはありません。

 

また、がんに限ったことではありませんが、「病気が見つかったら嫌だから健診等を受けない」という考えをもつ人も多くみられます。確かに、健康診断などで数値に異常が見られた場合、なんらかの病名をつけられて、本来する必要のない治療を受けさせられたというようなケースも少なくありません。

 

しかし、現在では一昔前と比べて、誤診の可能性は確実に減ってきています。「この診断は正しいのだろうか」と疑問に感じたら、セカンドオピニオンの受診も奨励されています。多角的に判断すれば、誤診の可能性は極めて低いといえます。

 

早い段階であればあるほど、治療の選択肢も多くあります。なにかと向き合うときには、手持ちの武器が多いほうが圧倒的に有利です。患者の運命を変えることができるのは、患者自身です。

 

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